<小宮良之の日本サッカー兵法書> サッカー先進国は「ユースの才能」に過度な期待や幻想を抱くことはない

1 名前:Egg ★:2018/11/09(金) 08:06:23.33 ID:CAP_USER9.net

ユース年代でいかに華々しい活躍を見せようとも、プロで通用する選手というのは限られている。その点は、日本であろうが、欧州、南米であろうが、何ら変わらない。

 プロというのは、限られた才能をさらに絞り上げて作った世界なのである。

 2013-14シーズンのUEFAユースリーグ(チャンピオンズ・リーグと平行して行なわれるユースの欧州王者を決める大会)、バルセロナのユースは圧倒的な強さで大会を制している。

 グループリーグでは、ミラン、セルティック、アヤックスのユースと対戦したが、5勝1分け・20得点5失点と、全く寄せ付けていない。決勝では、レアル・マドリーを準決勝で4-0と下したベンフィカを、3-0と完膚無きまでに叩いている。

 では、当時の優勝メンバーで何人の選手がバルサのトップチームで活躍しているのか?

 大会MVPとも言える活躍で得点王の11ゴールを挙げたFWムニル・エル・ハッダディ、ただひとりである。ムニルにしても、バレンシア、アラベスでの2年間の武者修行で実戦経験を積み、今シーズンにようやく帰ってきた。しかし、まだレギュラーを獲得したとは言えない。

 大会最優秀GKになったファブリス・オンドア、16歳でバルサBデビューを果たしたMFウィルフリード・カプトゥム、「エトーの再来」といわれたアダマ・トラオレなど、期待された逸材は多かった。だが、彼らはいずれも2軍チーム(バルサB)止まり。壁を越えられず、新天地を求めた。

 こうした現象は、何もバルサだけに起こっているのではない。

 例えば、大会上位得点者12人のアタッ・・・
 
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