約10日間に及んだイタリア遠征の最終戦。全日本大学選抜はGK佐藤瑠星(筑波大)、DF細井響(新潟医療福祉大)、DF吉村瑠晟(関西大)、常藤、池谷、MF植⽊颯(日本大)、MF⼭市秀翔(早稲田大)、MF松永颯汰(流通経済大)、FW肥⽥野蓮治(桐蔭横浜大)、FW藤枝康佑(桃山学院大)、FW篠田大輝(日本体育大)を先発に並べた。
一方のフィオレンティーナはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)プレーオフとセリエA開幕を約1週間後に控えるなか、主力選手を数多く先発に起用。元スペイン代表のデ・ヘアがゴールを守り、3バックをDFルカ・ラニエリ、DFマリン・ポングラチッチ、DFピエトロ・コムッツォが固めた。中盤はゴセンス、MFニコロ・ファジョーリ、MFジーモン・ゾーム、MFドド、MFアルベルト・グズムンドソン。2トップはジェコとFWモイーズ・キーンが並んだ。
先に試合を動かしたのはフィオレンティーナだった。前半16分、中盤で前を向いたファジョーリに大学選抜が寄せきれず、ドドのスルーパスを左ポケットに通されると、3列目から走り込んでいたゾームがフリーでゴール前にクロス。これに走り込んだグズムンドソンにワンタッチで流し込まれた。
それでもその後は落ち着いたビルドアップと、粘り強い守りで拮抗した展開に持ち込むと、前半33分に大学選抜が同点弾。山市のFKを起点に相手を深く押し込み、二次攻撃から松永がゴール前にロングボールを送り込むと、これに走り込んだ常藤が懸命に足を伸ばし、スライディングシュートで決めた。
その後も相手のミスにもつけ込みながら互角の展開に持ち込んだ大学選抜。後半23分には藤枝と篠田に代わってMF⽥中祉同(国士舘大)とMF島野怜(明治大)を投入し、さらに攻撃への迫力を高めた。
すると後半36分、大学選抜は山市が右からのCKをゴール前に送り込むと、相手のクリアボールを拾った吉村が左足ダイレクトで懸命にゴール前に送り込むと、これに反応したのは池谷。うまくボールの軌道を変えてゴールに押し込み、勝ち越しに成功した。
大学選抜は後半43分、肥⽥野に代わってFW本間凜(国士舘大)を投入。同アディショナルタイム4分にはファジョーリからのクロスをドドにヘディングで突き刺されたが、オフサイドで命拾いとなった。試合はそのままタイムアップ。全日本大学選抜がセリエA開幕を間近に控えるフィオレンティーナを破るという快挙を成し遂げた。
https://web.gekisaka.jp/news/university/detail/?435115-435115-fl
【試合のハイライト(YOUTUBE)】 【試合のフル動画(YOUTUBE)】
<イタリア/日本代表サポ>
・素晴らしい。全日本大学選抜が常藤と池谷のゴールでフィオレンティーナに逆転勝利し、記念すべき勝利を手にした!またしても日本の育成年代が堂々と存在感を示した。ブラボー! 💙🇯🇵
<ローマサポ/ベネズエラ>
・マジかよ…トスカーナが炎上だな!!!
<フィオレンティーナサポ>
・フィオレンティーナ 1 全日本大学選抜 2
信じられない、ほんと信じられない
<フィオレンティーナサポ>
・何が信じられないんだよ…たぶん(フィオレンティーナは)今朝も練習してたんだろ、選手の脚が重かったしな。大事なのは公式戦であって、練習試合じゃない。
<フィオレンティーナサポ>
・日本の大学?つまりアマチュアってこと?
<フィオレンティーナサポ>
・日本人はめちゃくちゃ上手いな!
Source: NO FOOTY NO LIFE

コメントを残す