近年、イングランド・プレミアリーグのアーセナルやイタリア・セリエAのインテル、Jリーグでも町田が攻撃パターンの一つとして取り入れて、何度も得点が生まれてきた。日本では高校サッカーでよくみられ、勝負どころで大きな武器として使われてきた。
手で30メートル以上もボールを飛ばすことができ、オフサイドが適用されないためゴール前でのチャンスが増えるメリットがある一方で、なかなか長い距離を投げられる選手がいなかったり、試合の流れを断ってしまうことや通常のスローインよりも相手にボールを渡す確率が高く、投げ損じが相手に渡ってピンチとなるなどデメリットがないわけではない。
それでも森保監督は「サッカーは点を取るスポーツなので、その点を取るときにシンプルにゴールに近いところにボールを動かして決め切るというのは優先順位の一番手にある」と考え「ロングスローでボールを運べる人がいるのであれば、武器にしてゴール前で勝負するところはこれからの戦うオプションとしてできれば」と見据えた。
また「ロングスローをほうり込まれて過去の歴史の中では悔しい思いをたくさんしていますし、そこを克服できればE-1選手権の韓国戦のように勝利に近づける、プラス日本の技術力を発揮できることにつながってくるのかなと思う。どんどんゴール前にロングスロー、クロスを入れてくる本質的な戦いを日本もいっぱいできればいいなと思う。そしたら日本のレベルもさらに上がってくるのかな」と明かした。
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報
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