元スペイン代表ジョルディ・アルバ、現役引退を表明「プロキャリアに終止符を打つ決断を下した」バルセロナでCL優勝などに貢献

　米メジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミに所属する元スペイン代表MFジョルディ・アルバ（36）が7日、自身のSNSで現役引退を発表した。

　ジョルディ・アルバは今年5月にインテル・マイアミと27年まで契約延長したばかりだったが、長年一緒にプレーしてきたチームメイトのブスケツとともに、今季終了後にピッチを離れることになった。

　7日にSNSでアップした動画でジョルディ・アルバは、「僕の人生における重要な時代に幕を下ろす時が来た。今季終了後、プロキャリアに終止符を打つ決断を下した」と現役引退を発表した。

　そして、「サッカーは僕にすべてを与えてくれた。チームメイト、クラブ、コーチングスタッフに感謝している。僕の人生を形成してくれたクラブに感謝したい。すべてが始まったアトレチコ・セントロ・ホスピタレンセ、成長に必要なものを与えてくれたコルネジャ、プロのロッカールームの過ごし方を学び、素晴らしいチームメイトとともに成熟できたナスティック、1部リーグデビューという夢を実現させてくれたバレンシア、子供の頃から僕を見守り、キャリアの頂点に立つことを可能にし、忘れられない10年以上を過ごし、あらゆるタイトルを獲得できた僕の人生のクラブであるバルセロナ、そのユニフォームを着ることに誇りを感じ、その歴史の一部になれたことに感謝しているスペイン代表。そして最後にインテル・マイアミ。僕に門戸を開き、温かく迎えてくれて、この旅を最後の瞬間まで楽しむ機会を与えてくれたことに感謝している」とこれまでに在籍したすべてのクラブにお礼を述べた。

　さらにサポーターや家族にも感謝を伝え、最後に「僕は今日、全力を尽くしたという自覚を持ってこの章を閉じる。サッカーは過去も現在もこれからも僕の人生に欠かせない一部になるだろう。サッカーに感謝している。本当にありがとう」と締めくくった。

　今季終了をもって18年に渡る長いプロキャリアに終止符を打つジョルディ・アルバはこれまで、クラブで欧州チャンピオンズリーグ1回の優勝を含む20タイトル、スペイン代表で欧州選手権、欧州ネーションズリーグの2タイトルを獲得している。（高橋智行通信員）

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