3年前、スペイン代表は3大会ぶり2回目の優勝を目指したカタールの地で、懸念されていた得点力不足を露呈した。初戦のコスタリカ戦こそ7-0で圧勝したが、ドイツに1-1で引き分け、日本に1-2の逆転負けを喫し、1次リーグは2位通過。決勝トーナメント1回戦でモロッコの堅守を攻略できず、2大会連続同ラウンドでPK戦敗退という憂き目にあった。
■22年W杯敗退でハイプレス戦術へ
敗退後、ルイス・エンリケ監督(現パリ・サンジェルマン監督)の戦い方に関してさまざまな分析が行われた。ボール支配率で圧倒したにもかかわらず、ゴール前を固めた相手に効果的な攻撃ができなかったことから、ストライカーがモラタのみでは不十分であったこと、パスサッカーに固執したことなどが特に批判された。
後を引き継いだデラフエンテ監督は、それまでのポゼッション至上主義からの脱却、サイドアタッカーのスピードを生かしたカウンター、ボールロスト後のハイプレスという戦術を掲げてスタート。初陣となった23年3月25日のノルウェー戦以降、順調に成果を挙げている。
ここまでの戦績は、35試合27勝6分け2敗(※PK戦3試合は引き分け扱い)。その間、22-23年シーズンの欧州ネーションズリーグと24年の欧州選手権を制し、24-25年シーズンの欧州ネーションズリーグは準優勝(決勝でポルトガ・・・
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