開始6分で2失点――。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦、鹿島アントラーズはほとんど何もしないうちに2点のビハインドとなっていた。水原三星に2失点目を喫した後、フィールド中央で鹿島の選手たちが集まって話をしていた。
「慌てない。やることは変えずにいこう、大丈夫だからと確認した。誰かを責めたくなるところだけれど、そうではなくみんなで盛り上げていく。変な言い方かもしれないが『思いやり』がカギだったかもしれない」(三竿健斗)
鹿島は徐々に盛り返し、後半はほぼ一方的な攻勢からアディショナルタイムの内田篤人のゴールで3-2と見事にひっくり返してみせた。0-2の後に慌てないのが良かった。
ただ、選手たちは「大丈夫だから」と声をかけていたというが、すでに2失点しているのだから全然大丈夫ではない。しかし、水原三星は必ずペースダウンするからチャンスは十分にあるという意味なら、確かに「大丈夫」である。
立ち上がりは水原三星の勢いに呑まれた。球際の激しさと競走の速さに戸惑っているうちに2点を奪われている。ただ、韓国のチームのハイペースは90分間持たない。
「ハーフタイムにはハイプレスを要求したが、疲れてラインが下がってしまった」(イ・ビョングン監督)
走って、当たっての韓国サッカーは疲労も激しい。立ち上が・・・
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