前回(「ZOZOも入りたいプロ野球 ガバナンスが生む磁力」)は、ガバナンスが有効に機能することでプロスポーツリーグの価値が飛躍的に向上することを指摘し、
米メジャーリーグ(MLB)をガバナンスが最も進んだ「バージョン3」としたら、日本のプロ野球は「バージョン2」くらいまで到達していると評しました。ではJリーグやバスケットボールのBリーグはどうでしょうか。
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率直に言って、Jリーグは「バージョン1」、始まったばかりのBリーグは、それ以前の段階だと思っています。
Jリーグのサポーターの皆さんにおいては異論、反論、色々なご意見があるかと思います。
そこは理解しつつ、今回はJリーグの抱える矛盾や課題について、海外事例と比較して、問題提起させてもらおうと思います。
このコラムのタイトルは「デモクラシー」ですので、開かれた議論のきっかけになればと思っています。
Jリーグに関して僕が感じている一番の課題は、「何を目標にしているのか分からない」ということです。
別の言い方をすれば、「誰のためにJリーグはあるのか」。チームやサポーターのためなのか、日本サッカー協会のためか。
地域に貢献するためか。国民の娯楽なのか。最も優先したいことが何なのかが見えてきません。
Jリーグはプロリーグとして1993年に始まりました。その時に掲げた未来像は欧州型のクラブチームを念頭に置いたものでした。・・・
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